2013 Oral Physician ドイツ研修に参加させていただいて
2013 Oral Physician ドイツ研修 に参加させていただいて 山下伸司
ボストン研修では、グローバルスタンダードな診療を知り、世界の歯科医療を見る眼を開かせていただきました。東京•ヒューストン•オマハの研修はとてもボリュームある研修でした。予防歯科のメッカ、マルメで予防の哲学と実践を学ばせていただいた事は、私の歯科医院の、また日本の国の歯科医療のこれからのやるべき事の方向付けと実際の臨床の大きな進化をさせていただきました。そして、このたびの、2013年6月2日〜6月7日「Oral Physician ドイツ研修」でも、大きな成果を上げることができました。
ドイツ ハイデルベルク大学 歯周病学のKim教授の、歯周病のレクチャーと
ドイツの歯科医療の現状のお話(国の管理体制がしっかりしている、歯科医師は60から70%が女性、最近アラブからのメディカルツーリズムが増えて来たなど)はとても興味深いものでした。5年から10年後の日本の歯科医療の形を示唆するものと感じました。
シロナ社(シーメンス社の歯科部門の会社で、世界で初めて医療用のレントゲンを開発した会社であり、ほたるだ歯科医院で導入しているCTの会社)の見学では、ドイツのマイスター制度の実践を肌で感じさせていただきました。クリーンな環境で機械化され、システム化された工場で、最後は人の手で仕上げとチェックがされていました。これにより、低被爆量で安全、安定した信頼のおけるCT、レントゲンシステムがわれわれの歯科医院では使えているのだなと実感しました。
ケルン大学リッター先生のCTのガイドラインのレクチャーは、エビデンスベースでの撮影、診断の基準を学び、明日からの診断、診療に役立つ講演でした。
グライフスバルト大学アレクサンダーウエルク教授のレクチャーでは、
Drill&FillからHeal&Sealのための、FOTI法による、E1,E2レベルでの正しい診断、ICONによる治療の実際など、興味深い内容でした。向かって左は私の弟 山下圭造先生です。東京で開業しております。
日本の予防歯科のトップランナーである先生方のプレゼンは、予防歯科の取り組み、実践、結果、展望をうかがい、われわれの歯科医院の今後の予防歯科の精度アップの指標とさせていただきたいと思います。
最後に開業医のシュルツ先生は、10年ほど前に「ドイツに見る歯科医院経営の未来形 デンタルエクセレンス」という本を読んで以来興味を持っていましたが、その先生の予防歯科の哲学、実際の臨床のレクチャーを聞くことができて有意義な時間を過ごす事ができました。
今回のオーラルフィジシャン ドイツ研修では、佐々木英夫先生、斉藤直之先生はじめ、日本の予防歯科を代表する先生方と、ともに講義を聴き、また、朝、昼、夕の食事でご一緒させていただき、貴重なお話を聞くことができたのは、何よりの成果と思います。
今回のドイツ研修での経験を心の糧にしてこれからも患者さん中心に、患者さんの利益を最優先する診療を続け、地域医療に貢献し続けたいと思います。もう一つ、20年来のメンテナンス患者さんで、ドイツに転勤なさった新井さんご家族が、フランクフルト空港に往復5時間かけて逢いに来て下さった事は、とてもうれしく、感動し、心あたたまる思い出になりました。ありがとうございます。
栗城社長をはじめシロナジャパンの方々、トップツアーのみなさま、お世話になりました。岩上早苗様、最高の心地よい通訳ありがとうございました。加藤大明先生、コーディネートありがとうございました。そして何よりも、熊谷崇先生、このようなすばらしい企画をしていただき感謝申し上げます。
ドイツハイデルベルク市の全景です。
ボストン研修では、グローバルスタンダードな診療を知り、世界の歯科医療を見る眼を開かせていただきました。東京•ヒューストン•オマハの研修はとてもボリュームある研修でした。予防歯科のメッカ、マルメで予防の哲学と実践を学ばせていただいた事は、私の歯科医院の、また日本の国の歯科医療のこれからのやるべき事の方向付けと実際の臨床の大きな進化をさせていただきました。そして、このたびの、2013年6月2日〜6月7日「Oral Physician ドイツ研修」でも、大きな成果を上げることができました。
ドイツ ハイデルベルク大学 歯周病学のKim教授の、歯周病のレクチャーと
ドイツの歯科医療の現状のお話(国の管理体制がしっかりしている、歯科医師は60から70%が女性、最近アラブからのメディカルツーリズムが増えて来たなど)はとても興味深いものでした。5年から10年後の日本の歯科医療の形を示唆するものと感じました。
シロナ社(シーメンス社の歯科部門の会社で、世界で初めて医療用のレントゲンを開発した会社であり、ほたるだ歯科医院で導入しているCTの会社)の見学では、ドイツのマイスター制度の実践を肌で感じさせていただきました。クリーンな環境で機械化され、システム化された工場で、最後は人の手で仕上げとチェックがされていました。これにより、低被爆量で安全、安定した信頼のおけるCT、レントゲンシステムがわれわれの歯科医院では使えているのだなと実感しました。
ケルン大学リッター先生のCTのガイドラインのレクチャーは、エビデンスベースでの撮影、診断の基準を学び、明日からの診断、診療に役立つ講演でした。
グライフスバルト大学アレクサンダーウエルク教授のレクチャーでは、
Drill&FillからHeal&Sealのための、FOTI法による、E1,E2レベルでの正しい診断、ICONによる治療の実際など、興味深い内容でした。向かって左は私の弟 山下圭造先生です。東京で開業しております。
日本の予防歯科のトップランナーである先生方のプレゼンは、予防歯科の取り組み、実践、結果、展望をうかがい、われわれの歯科医院の今後の予防歯科の精度アップの指標とさせていただきたいと思います。
最後に開業医のシュルツ先生は、10年ほど前に「ドイツに見る歯科医院経営の未来形 デンタルエクセレンス」という本を読んで以来興味を持っていましたが、その先生の予防歯科の哲学、実際の臨床のレクチャーを聞くことができて有意義な時間を過ごす事ができました。
今回のオーラルフィジシャン ドイツ研修では、佐々木英夫先生、斉藤直之先生はじめ、日本の予防歯科を代表する先生方と、ともに講義を聴き、また、朝、昼、夕の食事でご一緒させていただき、貴重なお話を聞くことができたのは、何よりの成果と思います。
今回のドイツ研修での経験を心の糧にしてこれからも患者さん中心に、患者さんの利益を最優先する診療を続け、地域医療に貢献し続けたいと思います。もう一つ、20年来のメンテナンス患者さんで、ドイツに転勤なさった新井さんご家族が、フランクフルト空港に往復5時間かけて逢いに来て下さった事は、とてもうれしく、感動し、心あたたまる思い出になりました。ありがとうございます。
栗城社長をはじめシロナジャパンの方々、トップツアーのみなさま、お世話になりました。岩上早苗様、最高の心地よい通訳ありがとうございました。加藤大明先生、コーディネートありがとうございました。そして何よりも、熊谷崇先生、このようなすばらしい企画をしていただき感謝申し上げます。
ドイツハイデルベルク市の全景です。
by hotarudadc
| 2013-06-16 14:33
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